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我が家のマルチリンガル教育~耳を鍛える

こんばんは、だいぶ寒くなってきましたが、お元気ですか?

 

本日は、我が家のマルチリンガル教育について書きたいと思います。
夫婦とも人にものを教える仕事をしているので、結構熱心に考えて、だいたいの軸はあるのですが、なんせ自分の子供を育てるのは初めてで、試行錯誤しています。

なにかアドバイスやコメントなどあればぜひお願いいたします!

 

前回言語環境について書きましたが、スペイン語と併用の公用語であるカタルーニャ語があり、しかもダイバーシティーな環境で、多言語のお友達や家族がいる状況で育っています。

私は言語学も学んだので、子供の言語習得についても学術的なことも少しかじっていました。ですので家にテレビを置かないことを夫に提案しました。彼は引っ越しで持ってくるのがめんどくさかった(?)のと、やっぱり食事の時は、家族で集中して団らんしたいということで、うちにテレビはありません。もう少し大きくなったら、やっぱり日本語教育のために、そして家族で英語を見て過ごしたりできるので、テレビを置きたいなあと思っています。でも時間を区切って見たり、自制できるようになってからかなと思っています。

テレビがない代わりに、絵本は大量にあります。絵本は胎教と思って、生まれてくる前から声に出して読んだり、0歳から多くの絵本に触れてきました。子供は半年もしないうちから自分でページをめくっていました笑 今でも毎日5冊は最低でも読むようにしています。絵本についてはたくさん書きたいことがあるので、また別にしたいと思います。
また言語の基本は耳ですので、耳を鍛えることを意識しています。胎教時代から、「これやだ」という2歳くらいまでは、特にロシア語の童謡をかけていました。ロシア語って周波数の幅が広いので、いろんな言語を聞き取れる耳になるそうです。日本人が英語を聞き取れないのは、日本語の周波数が英語と全く違うからなんです。小さいうちは耳が開いていて、どんな音も聞き取れるらしいんです。ある時期を過ぎると耳が閉じてしまって、一定の周波数しか聞き取れなくなるので、それまでに色々な言語を聞かせてあげようと思っています。今でもロシア語の歌をかけています。

また私はピアノを長年していきましたが、全然弾けません・・・。日本で売っている子供用のピアノ鍵盤付きの絵本を利用して弾いたり、歌ったりしていましたが、最近はまったく興味をしめしません。
一方夫はバイオリンでプロを目指していたくらいなので、結構上手?です。生まれてすぐは喜んで聞き入っていましたし、「パパ、バイオリン」とねだるくらいでしたが、3歳くらいになってからなぜか嫌がっていました。しかし最近、夫が4歳の時に使っていたミニバイオリンをもらってからは、張り切って弾くようになりました。自分で自由に弾きたかったのかもしれませんね。

ちなみに子供用の鉄琴は生まれてすぐ、1歳の時は水笛やオカリナ、太鼓、2歳のクリスマスにギター、4歳の誕生日に縦笛をもらい、日常遊んでいます。

家以外には9か月からリトミック教室に通いました。ピアノの先生でしたが、毎週世界のいろいろな楽器に触れさせてもらったり、読み聞かせがあったりして、楽しかったです。ちょうど発話が始まった時期だったし、この教室で「Si(はい)」「NO(いいえ)」や季節の言葉などたくさん覚えました。ハイハイから歩き出したのもこの教室でしたから、本当に思い出と愛着いっぱいのクラスでした。

現在も学校の音楽の時間が週1でありますが、これも大好きです。先生がすごくクリエイティブで、親まで楽しくなってきます。学校の音楽の先生のお陰で、最近になって「ドレミファソラシド」を言いながら、鍵盤を押すこともできるようになりました。

日本に滞在中に、面白いご縁で多言語で遊ぶ会の方々とお知り合いになれて、色々教えてもらいました。それにならって、最近は家でもいろんな言語で、朗読CDや童謡、ミュージカルCDなどをかけたりしています。

4歳児検診で耳のテストをしたら、先生に「この子音楽習ってるの?音が聞こえたら音階で答えてるよ!」とびっくりされました。私も改めて、音楽が体にしみついていることを感じました。