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我が家のマルチリンガル教育~子供の成長~0歳から4歳

こんばんは、もう12月ですね!イベントもたくさんあって大忙しになると思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて今回は我が家のマルチリンガール、子供の言語習得の過程をレポートしたいと思います。0歳から4歳まで、時系列で追っていきます。

 

生まれてからほぼ母と一緒に過ごしました。テレビはないので、絵本をとにかくたくさん見せました。朝家事をして、買い物。買い物はほとんどカタルーニャ語でしたが、子供には日本語で話していました。その後、公園に行って、お友達と遊んでいました。家の下が公園なので、毎日お隣のイギリス人のお友達と1~2時間、英語の時間でした。イギリス人ママさんが言うことを見事リピートしていてビックリでした。

1歳になる前、単語がスラスラ出てくるまでは、指差しが多い子でした。先走って言わないように気を付けて、これはこう言うんだよと教えてリピートさせるように心がけました。押すとしゃべる絵本を渡したりしましたが、出てくる単語は日常目にする、ママとパパの話している言葉ばかりでした。

ちょうど2歳になる前、私も仕事を本格的にしたくなり、子供も私よりほかの子供たちと遊びたがるようになって、保育園に通い始めました。ここは基本カタルーニャ語の学校でしたので、通い始めてすぐ私への返答もカタルーニャ語のみになりました。すっごくショックでした。時々つられて私もカタルーニャ語で話すようになってしまいました。これではまずいと思って、日本語教室に行き始めてなるべく日本語で遊べる友達と会うようにしました。クラスでも結構カタルーニャ語が出てきていたそうですが、先生の言っていることは100%理解できていたそうです。このころ、日本語を話す人と会うと、急に恥ずかしがり屋になることを発見しました。自分の意見をちゃんと伝えられずに、もじもじしてしまっていたんだと思います。普段はまったく人見知りしないのに、日本語を話す人と分かると私に代弁させようとしてきました。
また週に1度は保育園にネイティブの英語の先生が来ていましたが、何をしていたのかまったく分からないし、子供からこのクラスの英単語が全く出てきませんでしたので、効果があったのかはなぞです。

2歳半の時、日本に3か月滞在したのですが、待機児童の多い地区でしたので、保育園には通えませんでした。でも児童館が保育園の中にあって、毎日保育園の先生や児童たちと一緒に遊ばせてもらいました。これは本当にラッキーでした!初めはカタルーニャ語で話しかけていましたが、そのうち日本語に自然と切り替わっていました。日本について3日後くらいです。私の両親ともなんなく会話し始めて、どんどんボキャブラリーが増え、1か月もしたら夫が子供の言っていることが分からないくらいでした。夫はすでに15年くらい日本語に触れていますが、こうも簡単に抜かれて、かなりショックを受けたようです。笑 これを糧に彼にもちゃんと勉強してほしいものです・・・。

 

そして3歳。日本でいう小学校入学というか、結構しっかりしたカリキュラムの学校が始まります。毎日国語(下記の練習)、算数(数字や図形、足し算など)があったり、音楽や英語、体育、縦割りで調査・プレゼンの授業があります。といってもうまく遊びながら勉強できて、本当に素晴らしい幼児教育です。これはまた別に書きたいと思います。

3歳の学校は、基本カタルーニャ語ですが、朝の会は毎日英語です。またスペイン語を話す子たちもクラスの半分くらいいます。始まったころはカタルーニャ語しかでてきませんでした。スペイン語と英語は歌のみでした。若干英語のほうが得意なのか、公園で英語の友達には挨拶して、元気?と聞いたり、「Oh no!」と言ったりもしていました。なんとか英語も話せたらいいなと思ったのと、歯磨きさせるために英語で英国のアニメ「Peppa Pig」を見せ始めました。これはドはまりで、今でも見ています。副教材で本やアクティビティブック、おもちゃなどもたくさん手に入るので、欧州だとかなりポピュラーです。日本でも探しましたが、あんまりないですよね、残念です。

夫は、結構のんびりしていてこの時期「英語は大きくなったら嫌でも勉強しなきゃいけないから、今はとりあえずいいよ」といって英会話に通うことは反対しているので(4歳の現在も)、家でできることをしています。

さて日本語は、学校が始まって忙しくなって、疲れ具合が半端なく、週1の日本語教室に頼ることになりました。教室後に友達と行く公園では結構カタルーニャ語になっていましたが、楽しかったみたいです。教室でもおとなしくひらがなの練習をしたりしていて、親としてはまあ満足、というかやれることをやっている感がありました。

もちろん家でできるだけ日本語の絵本を読んだり、週1回は日本の親とスカイプで話したりしていました。

そして3歳過ぎて少しして、日本に3か月滞在することになりました。ここでは待機児童問題がさらに大変な地区に住んでいたのですが、こちらも仕事でいっぱいいっぱいだったし、こちらの学校と生活のペース、子供との関係をできるだけくずしたくなくて、私立の保育園に預けたり、園庭開放、地域のイベント、児童館、プレイルームなどに積極的に出かけました。初めはママにべったりでしたが、やっぱりお友達と遊びたい年ごろみたいで1か月もしたら公園ですぐ友達を作って遊んでいました。公園にいるママにもじゃんじゃん話しかけていて、自分の思いを日本語で伝えあれるようになって、抵抗がなくなったようでした。日本に住んでいる同じ年齢のお友達よりはボキャブラリーがやや少ないこと、発音がたまに外国人になってしまうときがありましたが、意思疎通に全く問題はありませんでした。一番印象的なのは、ママには日本語、パパはカタルーニャ語と使い分けられるようになったことです。

そしてこちらに帰ってきて、4歳になる前の夏、サマーキャンプでスペイン語のお友達と1週間ほど過ごしたら、すっかりスペイン語が上手になりました。完全に人によって言語が違うこと、2か国語わかる人もいることを認識しました。

ただ私がカタルーニャ語スペイン語、英語ができることもわかったようで、絵本を持ってきては「これはカタルーニャ語だからカタルーニャ語で読んで!日本語じゃだめ!」と言ってきたりします。絵本も夫がカタルーニャ語、私が日本語と決めていたのですが、リクエストに応えてしまっています。これ、子供主導になっていてだめですよね・・・うまくかわせるようになりたいですが、それも難しいので、これからは1キャラ言語にしようかなと思っています。大好きなエリックカールの絵本はバイリンガル絵本だったりするのですが、ここは原語を取ろうかと思います。Peppaは英語しか喋れない設定にしました。

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