海外で子育て♡オーガニック♡言語教育♡

子育ての悩みや喜び、オーガニック商品、代替教育、バイリンガル・マルチリンガル教育を通じて、幸せな日々について考え共有していきたいです。

我が家の言語環境

こんばんは、皆様お元気ですか?

今日は、我が家の言語環境についてお話ししたいと思います。

まず背景としては、スペインは国全体で、公用語スペイン語です。それにプラスして、17州あるうちの6州で州の公用語5つがあり、2言語併用が行われています。
カタルーニャ語バレンシア語、バスク語ガリシア語、アラン語がスペイン語とともに使われています。

しかもヨーロッパは陸続きであり、港があり、様々な産業が盛んなバルセロナは、国内移民も多いし、外国人も市の人口の15%以上を占めています。そのため、外国語が常に飛び交っています。現に近くの公園に来るママ友の半分以上は外国人です。すでにフランス人、イタリア人、ポルトガル人、オランダ人、フィンランド人、中国人、韓国人、イギリス人、ポーランド人、ロシア人のお友達がいます。

主人の家族は、みなカタルーニャ語話者ですが、スペイン語と英語はもちろん、フランス語を勉強して習得している人たちです。70歳以上のお年寄りが3~4か国語をペラペラってすごくないですか?!また似ているのでイタリア語が分かるしだいたい通じます。バスク出身の家族もいますので、少しバスク語を話す機会もあります。それからドイツ語のできる人もいたり、日本語学習経験者がなんと3人もいるというような状況で、とってもダイバーシティーな環境です。ただ戦時中、カタルーニャ語が禁止されていた影響があって、書くのができない人もいますが、基本家族内の会話はカタルーニャ語です。

バルセロナは外国人がたくさんいるし、外国人慣れしているのもあって、私が外国人と顔でわかるので英語やスペイン語で話しかけられることもあります。こちらに来てすぐは、カタルーニャ語を練習したかったのですが、みんな自然とスペイン語に切り替えてしまうので、結構葛藤しました。笑  今でも現地で生まれた国内移民のスペイン人はスペイン語、外国人の私はカタルーニャ語で話すこともあります。

そんなこんなで、私も仕事柄、日常でカタルーニャ語、英語、スペイン語、日本語を駆使して過ごしていますが、普段夫とはカタルーニャ語と日本語で話します。出会ったときはスペイン語しかできなかったので、初めの4年くらいはスペイン語と少しの日本語でした。
ここに子供が加わって、夫は子供とカタルーニャ語、私と子供は日本語という状況になりました。

次回は子供の成長とマルチリンガル教育について書いていきたいと思います。